例えば、日本で清涼飲料として扱われるエナジードリンクは、医薬部外品である栄養ドリンク（ユンケルやチオビタ等）とは違います。当サイトでは、そんな数多くあるドリンクの違いを比較しながら成分等々について解説しております。
ほぼ全てのエナジードリンクにコーヒー1～2杯程度のカフェインが配合されています。カフェインには覚醒作用があり頭が冴え、眠気覚ましにも使われます。運動前の摂取で脂肪燃焼促進効果と筋収縮効果があり本格的な筋トレなどでよく取り入れられます。利尿作用があるため水分補給に意味をなしません。一時的にカフェインによる脳血管収縮作用により頭痛が軽減頭痛緩和効果もありますが常用すると慢性的に頭痛を抱える可能性も指摘されています。カフェインの摂り過ぎでカフェイン中毒になる可能性もあります。
アマゾン川流域原産の植物。種子抽出エキスがエナジードリンクに配合されていて、カフェインやタンニンが多く含まれています。疲労回復、鎮痛作用などがあります。ガラナに含まれるカフェインは普通のカフェインとは違いゆっくりと吸収され持続するのが特徴です。ガラナから摂取するカフェインで急性カフェイン中毒になりにくいとされていますが過剰摂取はよくありません。
エナジードリンクでは着色料や甘味料として使われています。
カルニチンは脂肪を燃焼させることでエネルギーとして使うために必要なアミノ酸誘導体です。体内では筋肉内にほとんどのカルニチンが存在しています。体脂肪減少とともにエネルギー生成を助ける働きがあります。
疲労物質回復効果、筋疲労改善効果があります。同時にエネルギー生成を効率化するため、スポーツにおいてクエン酸は重要な成分であると言えます。運動中も疲れにくく疲労を溜めず、エネルギーを使い続けることができます。
単糖でデキストロースとも呼ばれます。水に溶けやすく甘みがあり、私たちが活動するためのエネルギー源として効率よく働きます。グルコースは特に脳でエネルギーとして大量に使われるため、エナジードリンクを飲んで頭の回転が早くなったように感じるのもグルコース、ブドウ糖による栄養補給が関係しています。グルコースの摂り過ぎで体が対応しきれなくなると糖尿病を発症します。
多くのエナジードリンクに配合されています。海外のエナジードリンクにはGINSENGと書かれていればそれが高麗人参です。血圧コントロール、代謝機能の活性化、精神安定と疲労回復効果、血管拡張効果による血流促進など。
